2026/03/21 18:05

そふと競馬の「法人と個人」の、ちょっとややこしい話

そふと競馬の「法人と個人」の、ちょっとややこしい話

最近、そふと競馬のことをお話しする中で、
「法人と個人事業、どういう関係なんですか?」
と聞かれることが増えてきました。

たしかに、今のそふと競馬の形は少しややこしいです。
自分でも、「これはちゃんと説明しないと分かりづらいな」と思っています。

そこで今回は、今のそふと競馬がどういう形で動いているのか、できるだけ分かりやすく書いてみようと思います。

 


今のそふと競馬には「2つの顔」があります

現在、そふと競馬には次の2つがあります。

  • 一般社団法人 日本そふと競馬会
  • 個人事業 そふとエンター蹄ンメント

これだけ聞くと、
「え、2つあるの?」
と思いますよね。

でも、どちらかが本物で、どちらかが仮の姿、というわけではありません。
今はこの2つが、それぞれ役割を持ちながら動いています。

 


法人は「土台」、個人事業は「現場」

ざっくり言うと、

日本そふと競馬会は“土台”
そふとエンター蹄ンメントは“現場”

というイメージです。

一般社団法人 日本そふと競馬会は、
そふと競馬という活動そのものの信用や仕組み、ルール、成績管理など、全体を支える役割を持っています。

一方で、個人事業のそふとエンター蹄ンメントは、
企画を立てたり、実際に運営したり、収益を作ったりと、日々の活動を前に進める役割を担っています。

言い換えると、

  • 法人=看板、土台、仕組み
  • 個人事業=実際に動かす人、現場、事業

という感じです。

 


地方競馬の仕組みに少し似ています

この形は、少し地方競馬の仕組みにも似ています。

地方競馬では、地方競馬全国協会のように全体を支える仕組みがあり、実際の開催や運営は各地の主催者が担っています。

そふと競馬も今はそれに少し近くて、
全体の土台を支える役割と、実際に現場を動かす役割が分かれている状態です。

もちろん、まったく同じではありませんが、イメージとしてはそう考えてもらうと分かりやすいかもしれません。

 


では、なぜ法人一本でやらないのか

ここが一番大事なところです。

理由はシンプルで、
今の法人には、まだ毎月安定して給料を出せるだけの体力がないからです。

法人を作ったからといって、すぐに自由に給料を出せるわけではありません。
特に代表のような立場の人に出す役員報酬には、税務上のルールがあります。

 


役員報酬は「毎月だいたい同じ」が基本

法人の役員報酬は、基本的に定期同額給与という考え方で運用します。

これは簡単に言うと、
「毎月同じ額を払うのが基本ですよ」
というルールです。

たとえば毎月10万円と決めたら、

  • 今月は厳しいから0円
  • 来月は余裕があるから20万円

というように、月ごとに自由に増減させるのは基本的にできません。

つまり、法人から役員報酬を出すには、
毎月きちんと払い続けられる見通し
が必要になるわけです。

でも今は、まだそこまで安定していません。

 


だから今は、個人事業でも動いています

そんな事情があるので、今は法人だけではなく、個人事業のそふとエンター蹄ンメントでも活動を続けています。

個人事業のほうで収益を作りながら、実際の企画や運営を回していく。
そして、必要に応じて法人の活動も動かしていく。

少し不器用ではありますが、
今の自分にできる形で、そふと競馬を止めずに前へ進めるためのやり方です。

 


この構造は、融資の面では不利でした

以前、そふと競馬を前に進めるために融資を申請したことがありました。
でも、結果としては通りませんでした。

理由は一つではありませんが、
この「法人と個人が並んでいる構造」が、分かりにくさにつながった部分はあったと思います。

もしまったく別の、もっと分かりやすい事業だったら、違う結果だったかもしれません。
でも、自分がやりたいのは、あくまで馬のこと、そふと競馬のことです。

そこから離れた別事業を作って融資を受けるより、
少しややこしくても、自分の本当にやりたいことを形にしたい。
そう思って進んできました。

 


今は、その延長でクラウドファンディングにも挑戦します

融資が通らなかったから終わり、ではなく、
その先の方法として、今はクラウドファンディングにも挑戦しようとしています。

もちろん簡単ではありません。
でも、そふと競馬を続けていくために、今できることを一つずつ形にしていくしかないと思っています。

 


本当の理想は、もっと分かりやすい形です

誤解してほしくないのは、
この「法人と個人の二階建て」のような状態を、ずっと続けたいわけではないということです。

本当の理想は、
一般社団法人 日本そふと競馬会の事業がしっかり育って、安定して収益を生み、その中からきちんと役員報酬も出せるようになることです。

そうなれば、今は個人事業で担っている部分も、少しずつ法人側に整理していくことができます。
そして最終的には、もっと分かりやすく、もっとすっきりした形で運営していけるようになるはずです。

 


今はまだ、その途中です

今後、イベントによっては、

  • 主催:一般社団法人 日本そふと競馬会
  • 企画運営:そふとエンター蹄ンメント

という表記になることもあると思います。

見る人によっては、
「ちょっと不思議だな」
と思うかもしれません。

でもそれは、曖昧にしているのではなく、
今の現実に合わせて、きちんと続けていくための形です。

活動を止めないために。
そふと競馬を前に進めるために。
そして、いつかもっと分かりやすく、もっと強い形にしていくために。

今は少しややこしくても、この形で進んでいます。

 


最後に

大人の世界は、なかなか一言では片づかないことがあります。
本当はもっとシンプルにできたらいいし、説明も簡単に済めばいいのに、と思います。

それでも、そのややこしさの中で立ち止まらずに、
どうすれば続けられるか、
どうすれば育てていけるかを考えながら、少しずつ形にしています。

今はまだ途中です。
でも、目指している先ははっきりしています。

そふと競馬を、きちんと続いていくものにすること。
そして、馬も人も輝ける「第3の競馬界」を、ちゃんと形にしていくこと。

 

そのための、今のちょっとややこしい話でした。

 

このお話を喋った【そふらじ】